「消費」のモンスター
「働いている10代の数」というのは、単純に言えば、三段階で変化する。
- 後進国
→働かないと生活が危ういので多い - 発展途上国
→まだ「消費」が確立されていないので、例えば日本の物価で数万を得たところで何も見えるものがなく、かといって「働かないと死ぬ」というのもないので、従って少ない - 先進国
→例えばポールスミスのパンツを買うために、もしくは冬休みにスキー旅行するためにマックでバイトする高校生がいるので多い
これは、単純な意味でのアイロニーでは、決して、ない。
中国の奥地で一日ガイドをしてくれた地元の農民は、別れ際に50元を請求した。日本円にして約800円。だが、そのことは本質ではない。中国の農民にとって800円は一日の収入と呼ぶに相応しい、つまり生活にとって十分な金額であり、それほどまでに日本と中国奥地の物価は違う……という、そのことも本質ではない。
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