マウス派はマウ筋を使い倒せ(2)
前回は「とりあえずジェスチャーを一個登録し使ってみる」という場所から話を始めたので、マウ筋の基本的な設定と、前回の補足を今回で終わらせておきます。次回から数回で「様々なアプリに基本的なジェスチャーを登録する」というレベルまで、その後応用編に入る予定です(が、その頃ネトランが来月号制作に入るので年末進行で死に始める気もする)。
マウ筋メインウインドウ右側のスライドバーでは、マウ筋によるジェスチャー認識の各種感度を設定することが可能です。

- ジェスチャー感度
ジェスチャーのアクションは「R↓←」といった感じなんですが、この一つ一つの矢印、すなわち「↓」や「←」を認識する感度。簡潔に言えば、数値を大きくした方が暴発しにくいですがマウスを大きく動かす必要があります。個人的な好みとしては20くらいに下げるのがオススメですが人によるかもしれない。 - タイムアウト
ジェスチャーが始まってから最初の動きを認識するまでの時間。デフォルトでは500ミリ秒ですが、つまりこれは例えば上記のジェスチャーを使う場合「右ボタンを押して(=ジェスチャー開始)からマウスカーソルを↓と動かす(最初の動き)」までを500ミリ=0.5秒以内に行わないと時間切れになる*1。最初は長目にした方がジェスチャーを起動させやすいかもしれないし、慣れてきたら短い方が使いやすいかもしれない(無駄に長いと暴発の原因になる)。というか基本的にデフォで良いような気もする。 - 開始移動量
ジェスチャー感度と似ているんですが、これはジェスチャーを起動させるための感度。どういうことかというと、基本的に人間って「大きめにマウスを動かしてジェスチャーを起動させよう」と思っても、最初の動き(例えば上記ジェスチャーなら「↓」の部分)ってそんなに大きくならないのです。なので「大きめにマウスを動かさないとジェスチャーが起動しないようにして暴発を防ごう」と思った場合でも「開始移動量」はデフォルトからあまり増やさない方が良いでしょう。また、「小さめにマウスを動かした場合でもジェスチャーを起動させよう」と思った場合でも、この数値を下げすぎると「ジェスチャーとかでなく右クリックメニューを表示させたい」と普通に右クリックした時にもジェスチャーが始まってしまって不便かもしれません。 - コーナー認識時間
マウ筋には「コーナーを認識して特定の処理を行わせる」という機能もあるんですが次回以降で解説。
また、マウ筋は「認識したアクション」をチップ表示させています。例えば、適当な場所で適当なウインドウを前回登録したジェスチャーで最小化させると、ウインドウ左上にチップが表示されるはずです。

これを見れば、例えば「R↓←と動かしたつもりだったのにR↓←↑になってた、感度が良すぎるので設定を変えねば」とか気付けるんですけど、デフォルトの表示場所では見づらいので変更をオススメします。

マウ筋メインウインドウで「マウ筋ナビ設定」をクリックし、開いたウインドウで「ツールチップ表示」を選択し「OK」。これで上記のチップ表示(のことを「マウ筋ナビ」という)がマウスカーソル周辺に表示されるので分かりやすくなったと思います。
さて、前回は「最小化」のジェスチャーを登録したところで終わりましたが、一つのターゲットに対して複数のアクションを定義することも可能です。そして、一つのアクションに対して複数のコマンドを定義することも可能です。今回はこれを使っておきます。

「Target」の「Default」を選択し、「Action」では何も選択せずに(「R↓← 最小化」を選択状態にしていてはいけない)「追加」をクリックする。

アクションやコマンドの設定方法は省略しますが、「M↑↓」に対して「ウインドウ表示方法変更」「常に手前に表示」と、「ウインドウ半透明化」「45」を、コメント「最前面/透明化」として設定しましょう。

同様にして「M↓↑」に対して「ウインドウ表示方法変更」「常に手前に表示を解除」と、「ウインドウ半透明化」「0」も、コメント「最前面/透明化解除」として設定しておく。

何に使うかというと、画像を見ながら解説を書く場合に便利なんです。
まぁここで紹介した設定例を「便利だ!」と思う人が何人いるのかは謎ですが、例えば「一つのターゲットに対して複数のアクションを定義することも可能」ある以上、例えばターゲット「Default」に「最小化」だけでなく「最大化」「閉じる」などのジェスチャーも設定することが可能だな、ということを察してもらえると助かります。そして「一つのアクションに対して複数のコマンドを定義することも可能」なので発想次第で色々できるでしょう。続く。
- *1: 公開当初から2005年1月25日までこの部分に説明間違いがありました。コメント欄でご指摘頂きありがとうございます。

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