アダルトサイトで学ぶHTTP基礎(3)
アダルトサイトで学ぶHTTP基礎(1)例えば今アダルトサイトのトップページにいる。その目的は何なのか。
アダルトサイトで学ぶHTTP基礎(2)
目当てのファイル(画像や動画)を落とすこと
アダルトサイトで学ぶHTTP基礎(2)までの言い方を引き継ぐなら
目的のファイルのリクエストを行うこと
ということになりますね。
「アダルトサイト」の実体は・・・というか「ウェブサイト」の実体は、どこかにあるPC(=サーバーマシン)の一ディレクトリ(と、その子ディレクトリ)内のファイル群であり、そのどこかに「目的のファイル」がある訳で。
何故、閲覧者は「必要のないリクエスト」を行うのか。「閲覧者」と「(閲覧者が使用する)ブラウザ」の間の意志の疎通がうまくいかないからです。
<a href="profile.html"><img src="profile.gif"></a>何てことはない。画像を使ったプロフィールページへのリンクです。この「profile.gif」のリクエストが行われなかったならば、それは「閲覧者」にとってマイナスになる。「行きたいページに迷わず行ける(=次にリクエストするべきファイルを迷わずリクエストできる)」という点でマイナスになる。だから、ブラウザはimgタグで呼び出されるファイルへのリクエストを(閲覧者が「画像の表示」設定をオフにしないなら)自動的に行う。
<a href="http://***.com/rank.cgi?id=******"><img src="http://***.com/banner.cgi"></a>閲覧者にとっては「ページが重くなるだけ」のランキング投票へのリンク。この場合もimgタグで呼び出されるファイルへのリクエストは自動的に行われてしまう。
「閲覧者」と「(閲覧者が使用する)ブラウザ」の間の意志の疎通がうまくいかないその原因の一つは「ブラウザが『閲覧者の利便さ』のために余計なリクエストまで行ってしまう」ということです。
では、余計なリクエストをブラウザに行わせないためにはどうすればいいのか。ブラウザのリクエスト制御権を制限するしかない。
□1:ブラウザの設定によって
画像・スタイルシート・JavaScript・・・そうした全ての設定を切る。自分が自覚的に(=「アドレス」欄にURLを書いたりリンク文字を押したりして)行ったリクエストのみが行われるようにする。しかし、これは「リクエスト」の制御権を完全に自分の物にしてはいません。
問題は3です。「***.html」というファイルをブラウザが表示したその時、「ブラウザによるファイルの解釈」は行われている。行われているからこそ、例えば「<s>今おすすめな映画は聖石傳説</s>」が「
- クライアント(閲覧者)がサーバーにファイルをリクエストする
- サーバーがクライアントにファイルを渡す
- そのファイルをクライアントのブラウザが表示する
JavaScriptを切っているIEにJavaScriptを強制実行させる時にはこのようなブラウザのセキュリティホール(=バグ)によって「リクエスト」は行われる。ブラウザに「解釈」を任せるというのはつまりそういうことです。
□2:ブラウザによる解釈を行わせないことによって
IEのアドレス欄にview-source:http://www.tokix.net/index.html
という文字列を打って「移動」を押してみて下さい。メモ帳だかが起動してtokix.netトップページのソースが表示されるはずです。この時ブラウザによるhtmlファイルの解釈は一切行われていない。
参考:「ヒトゴミ。」内「右クリック禁止についてとソースの覗き方。」
本来、ブラウジングとメール送受信とFTPによるファイル送受信と・・・は全て同じアプリで行うことが可能です。telnet。しかしtelnetによってそうした様々な行為を行うためにはコマンドラインによる操作が必要となる。「利用者にとって使いやすい」動作を行うはずのブラウザと自分の意志の疎通がうまくいかないならば、ブラウザの「GUIアプリとしての機能性」を下げるしかない。画像もCSSも読み込まれないプレーンなhtml表示から「次にリクエストすべきファイル」を迷わず見つけ出すことは困難でしょう。メモ帳に表示されたhtmlソースから見つけ出すことはさらに困難でしょう。(というか、それが困難だからこそブラウザはhtmlファイルを解釈して画像やらファイルを勝手にリクエストし表示する仕様になっている。)
そこでブラウジングならブラウジングに特化されたGUIアプリ、メール送受信ならメール送受信に特化されたGUIアプリ・・・が開発される。前者が「ブラウザ」で後者が「メーラー」。こうしたアプリは「利用者にとって使いやすい」。
アダルトサイトで学ぶHTTP基礎(4)
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