超初級偽装メール講座(3)
超初級偽装メール講座(1)我々はメールを送る場合、契約しているプロバイダーのメール送信サーバーにメールを送信します。「SMTPサーバー」ってヤツですね。
超初級偽装メール講座(2)
「メールの差出人が誰か」という情報をメールに付加していたのはプロバイダーのサーバーではなくあなた自身なんです。というかあなたのメールソフトなんです。
最初に電子メールを葉書に例えました。あの例えはここでも有効です。プロバイダーというのはポストにすぎないんです。投函された手紙の「送信者」は所詮自己申告制なんです。葉書の表面に「差出人の住所と名前」を書くのは送信者自身なんです。
しかし、メールを書く度に「自分の名前は○○、アドレスは○○」とか書いた記憶はないはずです。葉書だったら書く度に自分の住所と名前を書く訳ですが。
葉書の表面の差出人表示、つまりメールヘッダの「From:」欄はどこで設定されているのか。
多くのメールソフトではアカウント作成時に設定が行われています。「Becky!2」の新規メールボックス(アカウント)作成画面。

この1と2の部分です。ここに書かれた情報がメール送信時に利用されます。具体的には送信メールのヘッダの「From:」欄に「1 <2>」という情報がメールソフトによって自動的に付加される訳です。
From: tokixこんな具合に。
ちなみに「Becky!2」では送信メールごとにヘッダの「From:」を書き換えられるんですがこの機能を搭載したメールソフトは他にはあまりなかった気がします。それでもアカウントの編集機能は大抵のメールソフトにあると思うんで。
では実験しましょう。既に設定されているアカウントの編集画面を開いて下さい。
OEであれば
「ツール」→「アカウント」→アカウントを選択→「プロパティ」で開けます。
自分の名前とメールアドレスが記載されているはずです。そこを適当に変更して下さい。
名前:麻呂何でもいいですが。
アドレス:maro@heian.ne.jp
そしたら自分宛にメールを出してみましょう。そのメールを受信すると、送信元は「麻呂 <maro@heian.ne.jp>」になっているはずです。

では、こうした偽造メールは完璧なのか。受信者が本物か偽物かを判別することは不可能なのか。
超初級偽装メール講座(4)
超初級偽装メール講座(5)

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