小学生でも分かるIP抜き講座(3)
前回までを正しく(この連載読むまでIP抜きについてよく知らずウチのテキストをちゃんと理解しつつ)読んでくれた人は何かスッキリしない部分を持っていると思います。
ただし、工夫すれば「相手は自分のIP知らないけど自分は相手のIPを知っている」という状況を作れます。間に第三者を挟むわけです。
「ウェブサーバーのアクセスログを見よう」というのはここで出てくる発想です。つまりウェブサーバーが「第三者」です。
では「閲覧者」から見て、ウェブサーバーに自分のIPアドレスを抜かれないようにするにはどうすればいいのか。こちらも発想は同じで「第三者」を挟めばいい。というのが「プロキシサーバー(=第三者)を挟めば匿名だ」という台詞の意味です。
サーバーを管理している人は勿論自分のサーバー内のログを確認できます。あと有料レンタルサーバーには「ページ管理人相手にログを表示」みたいなサービスが大抵あります。でも無料サーバーやプロバイダー提供のスペースでサイトをやってる人にはこうしたサービスはないですよね、大抵。
http://www.tokix.net/index.htmlというページを開くとき、あなたは以下のような意味のパケットを送信しています(小学生でも分かるIP抜き講座(1)を思い出して下さい)。
「俺IPアドレス12.34.56.78だけどお前んとこのindex.html見たいからデータ送れ>tokix.net」
ウチがホスティングやってたとして、http://www.tokix.net/yamada/index.htmlというページを開くときに送るパケットはこうです。
「俺IPアドレス12.34.56.78だけどお前んとこのyamada/index.html見たいからデータ送れ>tokix.net」
この連載の最初から何度も書いているように、「コネクションを持つ」ためには「相手のIPアドレスをお互いが知っている」必要があります。「お互い」というのはこの場合「tokix.netサーバーと閲覧者のPC」です。yamadaは関係ありません。上記の「(有料サーバーによくある)ログ表示みたいなサービス」というのは「tokix.netがロギングしたデータをyamadaに見せてやる」という類のモノです。
12.34.56.78 - - [12/Aug/2001:08:55:33 +0900] "GET /index.html HTTP/1.1" 200 14179 "-" "Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)"
12.34.56.78 - - [12/Aug/2001:08:55:33 +0900] "GET /main.css HTTP/1.1" 200 329 "http://www.tokix.net/" "Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)"
12.34.56.78 - - [12/Aug/2001:08:55:39 +0900] "GET /sitetitle.gif HTTP/1.1" 200 1739 "http://www.tokix.net/" "Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)"
まだ分かりにくいですね。「じゃぁアクセス解析CGIって何だ?」と思うのがきっと正しいです。

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