ネットにおける個人の匿名性
「ネットにおける個人の匿名性」という言葉は甘美だ。甘美だがもう一度考えてみよう。人々はその言葉を「ネットにおける一HNとそれを操る現実世界の一個人との非リンク性」として使っていないか?
掲示板を荒らすヤツに対して管理人なりが「IP抜いたよ」と言う。それに対して荒らしが「何?お前は俺のIPから住所やら本名やら抜ける訳?w」と返す。このやりとりが帰結するのは「ネットにおける個人の匿名性/非匿名性」なのか?
電車に乗っている時、僕らは「人相」や「体型」「服装」を周辺の人間に晒している。だが電車で隣り合わせたサラリーマンは僕の名前や住所を知らない。そしてそんな時も、たまたま同じ電車に乗り合わせた友人は僕を名前で呼ぶ。

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